科研工作 - 张 文丽
论文标题 | ドラマ視聴時の学びは指導によって変えられるか―プロトコル分析による指導効果の検証― |
作者 | 张文丽 |
发表/完成日期 | 2010-06-12 |
期刊名称 | 『言語文化と日本語教育』 |
期卷 | 第39号 |
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论文简介 | 中国では近年、インターネットやメディアの急速な普及により、学習者が教室外で日本製のドラマなどを日常的に見るようになっている(徐2008)。大量のインプットが習得を促進することは予想されるが、習得が起きるためには、学習者がインプットを理解し、言語項目の形式的特徴に気づく(noticing)ことが必要だとされている(Schmidt 1990)。学習者は、通常中国語字幕付きでドラマを見るため、字幕に頼ってストーリーを楽しむだけで日本語を聞き流してしまい、日本語への気づきが起きないのではないかと、筆者は感じていた。そこで、本研究は、インプットを習得に有効につなげるために、習得を促進するドラマの見方を身に付けることを指導の目標とし、ドラマの意味理解をさせる中で、学習者の気づきを促す活動を導入する。本研究では、気づきを促す指導を15週間行い、その前後にプロトコル分析(張 2008)によりドラマ視聴時の学習者の気づきを調べることで、学習者のドラマの見方の変化を検証するものである。研究課題は、「ドラマ視聴時の学びは教室指導によって変えられるか」である。 |